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日毎に変る風景

妖怪が囁く

散歩は、「パパの仕事」と妻から言われ、日課にしてきた。
立谷川沿いのサイクリングロードは、絶好の散歩道である。
車が通れない堤防道だから、四季折々の風景を楽しみ、それを撮ってブログに並べ、共感を頂くのは大きな喜びである。

ブログは、毎日更新を建前にずーっとやってきた。
基本的には、散歩が主目的で、ブログ用画像はフロクでしかない。

散歩道では、季節ごとに植物や景色が眺められカメラを向けてる。
だから、わざわざブログ画像のために出かけることは、多くない。
そうした日々の繰り返しだから、時に画像が枯渇することもある。
それでいいと思い、特段の不満もなく、これまで長くやってきた。

話が、コンテストに変わる。
「芝ざくらまつり」企画の一つとして写真コンテストがあって、昨年は第一回ということもあってか、事務局を担っている友から、応募するよう請われ、参加した。
応募するからには、やはりそれなりに納得される作品づくりを目指した。そうすることが誘ってくれた友への誠だと考えたのである。

もちろん、入賞したいという射幸心もあった。
しかし、コンテスト作品をゲットするには、それなりのエネルギーが必要だ。
審査員の注目を惹くようなのを撮るために、道のない山に登ったり、老いの身に負担のかかることもあった。

そもそも、写真に優劣をつけるコンテストというのを認めることができない。
共感が得られる画像であれば十分だ。コンテスト応募は、今回限りだと自分に言い聞かせた。
幸運なことに コンテストは、準グランプリで、友からの要請にも応えられた。

そして、今年の「芝ざくらまつり」になった。既定の通りで コンテストへの応募はない、と思っていた。

それなのに、先日も書いた通り、ドローンが現れ、既定方針は雲散霧消してしまった。
ドローンの他にもう一つ、自分のこころに妖怪が現れた。その怪物の名は(射幸心)。
(準グランプリで本当にいいのか? グランプリが欲しくないのか?)と妖怪が囁く。

話が、また画像に戻る。

う~ん 話が長くなるので、ここらでちょっと一息(笑)

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日課の散歩を続けていて、これまで気づかなかったあることが分かり、驚いている。

なにかの都合で、散歩を3~4日休むことがある。そして再度歩き出した時、散歩道の風景が、なんとなく懐かしく思えたり、季節が移ったなぁと強く感じることがある。

でも、毎日の散歩だと(昨日と変わりばえない景色)と映り カメラを向ける気がしないことが少なくない。
長時間の散歩なのに、カメラを一度も使わない日も稀ではない。散歩が主なのだから(しかたない)と割り切っている。
東方には奥羽山脈の峰々、また西方には朝日連峰や月山の秀峰が眺められ、立谷川の向こう岸には里山が季節の色を帯て、絵になる所が多いのに、カメラを向けることがないのは、正直寂しいものである。

ところが、話はまた芝ざくらの景色に移る。

今年もコンテストに応募しようと「こころがわり」したのには、理由がある。

一つは、ドローンと遭ったこと。その経緯・わけなどは先に書いた。
二つは、射幸心という妖怪の囁き(苦笑)。上に述べた通りである。
三つは、毎日変わる風景への驚き。または賛嘆である。

コンテストには応募しない、という視点では、目の前に見える景色は、やはり昨日と似たものだった。
ところが、コンテスト応募を決めた後に見る風景は、昨日のそれとは明らかに違って見える。
もう少し言えば、午前中と午後の見え方が大きく違うのに驚く。そのようなあまりにも当然のことに気づいたのに吃驚仰天した。

なにも意図することなく眺める景色。ある目的があって見つめる風景。そこには明瞭な相違がある。
そのことを認知したことで、ものの見方、見え方が大きく変わってくる。
景色は、決して「昨日と似た」ものなのではない。毎日変わるものなのだ。それを観念としてではなく、実感として見た。

28日から芝ざくらの咲く場所へ、毎日通っている。一日に2度行ったこともある。
どのように変わったのかを書くこともできるけれど、やはり撮った画像で示すのが「百聞は一見に如かず」である。
応募作は、未発表に限るから、ここに画像を並べられないのが残念だがしかたない。後日、これについては再度総括してみたいと考えてる。

芝ざくらは、いわば人工的景観である。いわゆる自然そのものではない。
自然の推移は、気づかないうちに進むことが多い。
しかし、意図的に植栽した芝ざくら・桜・八重桜・菜の花などそれらは、移り変わりが顕著である。
そのせいもあるし、また空の色・観客のようすが景観に大きな影響を及ぼしていることも分かった。

コンテスト応募というモチベーションがなければ、このような見方は未然形のままだったろう。

応募するからには、入賞を期待するのは当然である。しかし、結果は開けてみなければわからない。
入賞できなかったとしても、景色への眼差しが、このようなもの(こと)なのだと分かった(気づいた)ことだけでも大きな収穫だったと心底そう思う。

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  1. 2017/05/08(月) 04:59:06|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4

コメント

こんのさん

おはようございます!

やっぱり、目の前にある自然を記録に残しておこうという自然体で撮影することが大事なのかもしれないですね。
  1. 2017/05/08(月) 08:25:17 |
  2. URL |
  3. 溶射屋 #qbIq4rIg
  4. [ 編集]

自然体

溶射屋さん

「自然体」とは、なかなか難しい。
そうじゃなくて、意識して、努力して、確りと見ることの大切さ
「昨日と同じ」ではない見方がある
撮影は、やはり目的意識が必要だと
何をどう見て、どう撮るか...... が必要だと思います

  1. 2017/05/08(月) 15:11:47 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

期待

似て非なるもの・・見る時間、見る位置などカメラを手にしていると気づかされることが多々ありますね!
こんのさんの作品への期待が高まります!!!
  1. 2017/05/08(月) 20:26:04 |
  2. URL |
  3. 阿蘇望亭 #z7TqjuIk
  4. [ 編集]

期 待

阿蘇望亭さん

はたして期待に応えられるかどうか......
正直ちょっと自信がないです
まぁ 一つのあそびと思ってください(苦笑)
  1. 2017/05/09(火) 04:06:41 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

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