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「天童の家」の3.11



以下は、2011年3月13日ブログの再掲である。

  大 地 震

2011年3月11日午後2時46分、この時刻をながく忘れないだろう。
洋間の長椅子に腰を沈めて、池波正太郎著「戦国幻想曲」新潮文庫を読んでいた。
揺れは、激しく、長く続いた。これまでに体験したことにない地震だった。(地震だ!)とは分かったが、いったいどうすればいいのか分からない。
驚きのまま、長椅子から腰を浮かし窓を見る。左右に動いて、(もしかしたらこのまま家が倒壊するのでは......)と思った。
そう思ったら、立ち上がって、外へ逃げようと部屋を出た。母は、すでに外へ出てた。
「火、消してきたか?」母の問いかけに、「消した!」と応じる。
外へ出ても、大地がまだ揺れている。

後で考えたのだが、(あれは本当にまだ揺れていたのだろうか......? )と。というのは船酔い後に陸地に上がった時に、地が揺れてるような錯覚を経験する。
特に、今回の地震は大きな余震が何度も起きた。そうした後には、実際は揺れていないのだが、なにかの弾みで「ない」揺れを感じてしまう。
似たような感覚を妻も体験してるようだ。不安がそうさせるのだろうか。とにかくない揺れを感じてしまう。
あの経験したこともない揺れが、きっとトラウマになっているのかも知れないなぁ

余震を感じる度に、電灯から下がってる紐が揺れているかどうかを見る。
見れば、70~80パーセントくらいは揺れているから、(あぁ、また余震)と分かるが、30~20パーセントくらい錯覚なのに苦笑してしまう。
錯覚の揺れは、特別の場所や時間にでるのではなくて、いつでも現れる。
今朝、二日ぶりに風呂に入った。入浴しながら浴槽の湯を手で動かしていたら、また余震を感じた。でも、それは錯覚の揺れだった。
鏡を見ながら ひげ剃りしてたら、また揺れた。うう、それも自分の身体が動いたために覚えた余震(錯覚)なのが分かった。

こうしてタイピングしてる時(13日 7時15分頃)にもまたかなり大きな揺れが2度きた。それは間違いなく震度4近い余震だった。
13日 8時30分頃にもまた本当の揺れがきた。妻と朝食中で、横揺れでなく、直下からビビビと震えるはっきりしたそれである。
はじめのそれは、「平成23年 東北地方太平洋沖地震」(東日本大地震)は、マグニチュード(M)8.8 という国内観測史上最大のものだった。
それで度肝を抜かれた。それ以降も限りない程の余震が起きた。11日の夜は、停電で真っ暗闇の中で、「あっ!  また起きた」と幾度も身を固くした。
12日になっても家屋を揺るがす余震がいくつもあって、慣れることができない。

停電が30時間近くあって、ようやく復旧(12日午後8時近く)したけれど、起きてテレビを見るのがやっとである。
パソコンする気持にならない。泥のように重たくべったりした気分...... 時間的には、十分に眠っているはずなのに気分は寝不足。
実質的な被害はなにもなかった。津波に遭った人たちに比べれば、ホッとしていいはずなのに......
「天童の家」のそれは、下の写真(省略)くらいでしかない。こけしが倒れ、本の函が散らかったにすぎない。
なのに、揺れの錯覚が度々現れる。それがとてもイヤというか、不安な気分になる。

                                     2011.03.13(日)

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  1. 2017/03/11(土) 05:20:41|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

コメント

こんのさん

おはようございます!

静岡市内でも本当に大きな揺れだったです。

被災地が災害前の賑やかになりますように!
  1. 2017/03/11(土) 05:48:04 |
  2. URL |
  3. 溶射屋 #qbIq4rIg
  4. [ 編集]

大地震

溶射屋さん

お住いの沖にも大きな震源地が......
いつ爆発するかわからない爆弾を抱えているような
日本列島 どこでも起こり得る震災
3.11を教訓に、減災に備えたいです
  1. 2017/03/11(土) 07:24:58 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

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