先日頂いた南国火の国熊本産の晩白柚、クリスマスケーキと一緒に美味しく食べる。
そして、いよいよ妻と共にママレード作りをはじめる。
晩白柚は、もちろん果肉も旨いけれど、厚い皮で作ったママレードは食べ甲斐がある。
大きな果実の皮に、思い切り深く包丁を入れる。果肉を切らないように念のため親指で刃尻との距離(深さ)を保ちながら豪快に包丁を滑らせる。
っふふ その快感がいい。似たような快感は、長い大根を皮剥きで一気にスースッと動かす時のそれに近い。
料理の動き(食材を切る・刻む・剥く動作など)にも快感みたいなのがあるから面白い。
そう言えば、調理しながら、味や姿や盛り付けをイメージ通りに仕上げていくのにもまた喜びがある。
料理などめったにしない者が、いかにもみたいに書いているのは、妻の言葉を真似ているからである。(笑)
大きなバンペイユの皮に、包丁を6等分に切り込み、そこからは手力で皮だけを剥いてく。
果肉を取り出した皮は、ちょっとユーモラスな形でなにかの動物みたいにゆらゆら・ふらふらと揺れる。
それを妻に渡し、取り出した果肉(袋房状)は、すぐ食べられるよう袋を破き、剥いたそれを皿に盛る。
母と私の大好物なのだ。3房も剥けば、皿一杯になる。6房を剥き、残りはまた後の楽しみとする。(笑)
皮を受け取った妻は、得意のママレード作りに取り掛かる。慣れたもので、滞ることなく包丁が動く。
大きな鍋で茹で、水を替え、さらにミョウバンを入れ沸騰させる。そんな作業を繰り返し、
「あとは一晩水につけておく。水は2回取り替える」などという。
「弱火にして、皮全体が透き通るまで煮る。仕上げに酢を少々入れるのがコツね」
弱火は、この時期コンロ・ストーブを使ってるから、それがいいのだという。
というわけで、妻自慢のバンペイユの美味しいママレードが出来上がった。
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- 2016/12/28(水) 10:17:11|
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コメント:2
熊本産の晩白柚をご賞味いただきありがとうございます!
こちらでご紹介いただいて新たな注文が殺到しているということです(笑)
恒例の十大ニュースには悲しいニュースもありますが、喜寿お迎えや写真展の入賞など嬉しいニュースが並んで充実の一年!
来る年も素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。
- 2016/12/28(水) 19:23:42 |
- URL |
- 阿蘇望亭 #z7TqjuIk
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阿蘇望亭さん
お陰さまで、はい、充実した1年でした
年の最後にいちばん美味しいものをありがとうございます
今年も間もなくおわります
阿蘇望亭さんの新年も、素晴らしい年になるといいなぁ、と念じてます
ありがとうございます
- 2016/12/29(木) 07:30:47 |
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- こんの #-
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