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68歳のある朝



以下は、8年前のある朝の会話である。
なぜか、読み返し再掲する気になった。
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ある朝の会話

朝食時、台所で 裏の池を見ていた妻が、手招きする。
妻の傍に行き、見ると、鯉がさかんに水辺の草をつついている。妻にはそれが面白いらしい。
「鯉が二人、じゃない二匹、力いっぱい全身で引っ張ってるの、なにしてるのか? はじめて見た」妻が いかにも驚いたように言う。
「草を食べてるんだろう。餌(ご飯粒や飼料)だけでなく、草や泥なども食べるみたい。それが面白いの?」
「うん、あんなに力一杯、全身で... なんだかパパの姿みたい。鯉も飼い主に似てくるのかなぁ」なにが面白いのか妻がけたけた笑う。

「パパもそうよ」
「なにが?...」
「戸を開けるのにも力一杯だし、パパが起きたら、もう賑やかでにぎやかで、もう少し静かにできないの?」
自分では少しもそんなふうにやっているつもりがない。しかし、妻からみれば、行動がなんでも粗く見えるようだ。それと鯉の姿がダッブったのだろう。
うう 憎い妻め

「あのなぁ、ネットでは『優しい こんのさん』で通ってるんだぞぉ」
「ふ~ん、パパは優しいものねぇ。いいじゃない」
「けど... ほら『泥縄』でママをどなったことを書いたらね、『こんのさんでも怒るのか』って、あくあさんがコメント... やっぱり、がさつな性格なんだなぁ、私は」
「誰だって、怒る時があるじゃない。あのときはやっぱりしかたなかった」
「そうかなぁ...」
「やさしい! パパは充分に優しいよぉ」
「でも、品がないよなぁ。性格は顔にでるんだ。(品がないなぁ)って思うもの」
「そんなことない。パパ そんなふうに思わなくてもいい」
妻に慰められ、へへ ちょっぴり安心する。
68歳にもなって、なんとも子どもぽい自分に呆れてしまう。

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  1. 2016/10/30(日) 06:32:13|
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