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余震二千回



9月26日付の「朝日歌壇・俳壇」に、3.11 並びに熊本震災関連作品は皆無だった。
10月3日付では、短歌1首だけ、10日付では、短歌2首と少なかった。

以下は、朝日歌壇掲載作に、鳥羽さんが評を記したもので、許しを得て、鳥羽さんのブログから転載した。
「晩翠の...」は10日付、「体感で...」は3日付の入選作である。

○  晩翠の作なる校歌惜しみつつ双葉休校す人住めぬゆゑ  (郡山市)渡辺良子

「彼の土井晩翠作を校歌とする学校なんぞはこの広い日本各地の随所に、まるでパリのシャンゼリゼ通りに落ちている犬の糞ほどにもありますから、その中の一つや二つの学校が、例え廃校や休校になったとしても、作者の遺族としては屁でも無いのかも知れませんよ!」
などと、全くの部外者の私が口にしてしまったら、多くの方々を悲しませ、轟々たる非難の声を浴びる事になりましょう。

[反歌] まあ、まあ、あるごど、あるごど、たまげたな!晩翠校歌の千本しめじ  鳥羽省三


○  体感で震度1でも判ります余震二千回馴らされました  (熊本市)高添美津雄

 本作に詠まれている事象も亦、「非日常が日常化している事象」そのものでありましょう。
 最大震度が6強の本震に見舞われた上に、震度6弱、二回をはじめとした「余震」に「二千回」も見舞われたならば、作者の体質そのものが、地震に対応出来るようなものになっているのでありましょう。
 「馴らされました」との、五句目七音に込められた、作者・高添美津雄さんの諦念の深さを感得しなければなりません。
 作者ご自身が主役を演じた悲劇を、作者自らが喜劇として詠じているのである。


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  1. 2016/10/15(土) 05:21:48|
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コメント

あれから6ヶ月

熊本地震発生から6ヶ月が経ちました。
長かったようでもあり短かったようでもあり・・・
まだ避難所で過ごしている人もあり、仕事を奪われて難渋している人もあり・・・
一瞬にして奪われた”日常”はいつ戻ってくるのでしょうかねえ
  1. 2016/10/15(土) 20:02:22 |
  2. URL |
  3. 阿蘇望亭 #z7TqjuIk
  4. [ 編集]

半年経つ

今日が、あの大きな本震が起きた日
あれから半年が過ぎたのですね
まだ避難所暮らしの人もいる
惨状がまだまだ生々しく残ってる
TV映像で見て、熊本震災の大きさを改めて覚えました
  1. 2016/10/16(日) 07:28:36 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

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