昨日の続き
林道の初秋を実感する光景にであう






最後の2枚は、説明を要する画像だろう
ヤマブドウの葉っぱの上に、赤い小人たちが整列
これを目にするのは3度めだが、いったい何なのか?
分からないが、きれいだったのでカメラを向ける
どなたか、知っておられたら、教えていただきたい
明日は、花たちを並べる予定である
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はじめ、破線の上までで終りにしたのだった。
しかし、どうもあまりに他力本願というか、他人頼みでだらしないなぁと考える。
そこで、「ヤマブドウの葉」「赤い実」をキーワードで検索する。
それで、次のHPにヒットした。ありがたいことである。
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謎の正体
葉の上の赤い実? 虫えい(虫こぶ)
ヤマブドウの葉の上に赤い実のようなものが付いていました。
http://www2.plala.or.jp/aki_ogawa/trivia/gall.html より転載
これは、虫えい(虫こぶ)の一種です。ブドウトックリタマバエの幼虫がブドウの葉に寄生してできます。寄生される植物名と部位及び形状から、虫えいには名前がつけられています。この虫えいはヤマブドウハトックリフシと呼ばれています。「日本原色虫えい図鑑 」の表紙にも使われている有名な虫えいなのでした。ちなみにこの図鑑は高額で、14700円もします。
この虫えいが成熟すると全体が赤くなり、特に頂部は赤紫色になります。緑色の葉に赤い虫えいは大変目立ちます。
虫えい内部の構造はどうなっているのでしょうか。
内部の構造を調べるために、虫えいを取り外し縦半分に割ってみました。すると、円筒形の部屋が縦に伸びており、ブドウトックリタマバエの黄色っぽい幼虫(うじ)が1匹見られました。虫えいの意義は、オトシブミの「ゆりかご」と同じです。すなわち、幼虫を外敵や乾燥から守り、えさを供給しています。
「こんな奇妙な物を上手に作るなぁ」と感心させられます。一体どのように作るのでしょうか。
虫えい自体は植物由来です。タマバエが寄生することで刺激を受けた植物が異常増殖する、ということは想像できますが、詳細なメカニズムについては調べられていないようです。幼虫が植物ホルモン様の化学物質を出しているのかもしれません。また、「目立つ赤色」にはどんな意味があるかも不明です。鳥が実と間違って食べてくれるように、とブドウ側の防衛手段として色づいているのでしょうか。それとも、虫側が、なんらかの利益のために発色に関係しているのでしょうか。
(後略)
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- 2016/09/17(土) 05:14:52|
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コメント:4
秋は空だけではなく、道にも目を向けなくてはと思いました。
栃の実のつやつやが可愛い。
その下はなんですか?
赤い小人さんの正体わかって一安心です。
- 2016/09/17(土) 09:30:11 |
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- momo #OnWBW9mw
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溶射屋さん
ヤマグリ 茹でて、包丁で切って、小さな匙で掬って食べました
ですが、クリが小さ過ぎ、里クリのような味わいがなかった
サルさんの食べ物ですねぇ(笑)
- 2016/09/17(土) 09:44:32 |
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- こんの #-
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momo さん
赤い毛むじゃらのそれは、春に白い大きな花を見せてくれるあの朴の木の実です
朴の木の葉をもう少し入れて撮ればよかったかなぁ(反省)
- 2016/09/17(土) 09:48:50 |
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- こんの #-
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