未分類日記以前の天童の家RSS|

じーっと見る 2


見ている景色が、雲の流れで微妙に変わる。
晴れてる時の景色と曇りや雨のそれでは、なんだか違う場所のように感じることがある。
毎日眺めてるときはさほど気にならないが、名勝地を旅した時などの天候は、旅の印象を大きく左右する。

一概に、晴れた時がいちばんいいとは限らない。
雨上がり時の紅葉とか、煙るような日和の中での観瀑など、晴天よりも好ましいことがある。
滝の撮影などでは、雲が太陽を隠してくれるのをじーっと待つ場合がしばしばあったりする。

じーっと見つめていると、ふと(この景色は、この時だけのもの)という意識がうかぶ。
雲が動き、光が変わると、見ている景色が変化して映る。移る景色は一度だけのもの。二度と同じのを見ることができない。
ふ~む、む。散歩道で毎日見ている同じような景色が、実は決して同じではないのだ。

その日の天気で、その日限りの景色。見ているその景色は、絶対の一回性。
その事実に、驚きさえ覚える。
(そうかぁ、そうなんだなぁ)人生が、一回性であると同じように、景色にも同じという景色はない。

似ている景色はある。似ているというだけで、決して同じではない。
似たような景色を、それぞれが、見る人のさまざまな状況下で眺めている。
似たような景色を、20歳の若者が見て感じるのと、70の老人が見て感じる、感慨はそれぞれである。

なにかを見て、なにかを感じる人がいる。
でも、同じようなそれを見ても、なんの感興もわかない人もいる。
それぞれでいい。いいとか、わるいとかいうことではない。

話を戻す。
いちばん言いたいことは、この景色は、絶対的に、一回性の眺めである、ということ。
それを見る人の生も、その瞬間、瞬間限りの連続であること。
じーっと景色を見て、(この景色は、この時だけのもの)そんな感慨がわいた。

他者との共感を求めることは、わるいことでは、ない。
たとえ共感が得られなくても、それはしかたないこと。
なんの感興も誘えなかった画像と思えばいいのである。

うふふ 生きて、今現在、このような景色が見られる。
そのことに「いまがいちばん幸せ」とい言える(思う)ことが嬉しいのである。(笑)



スポンサーサイト
  1. 2016/02/11(木) 10:09:38|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kose99.blog32.fc2.com/tb.php/4410-095ada4a