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凍み大根 

2月3日が節分で、4日は立春。
カレンダーのそれとはいえ、「立春」には春の響きがあり、光にも春の色がほのみえる。
迎える春が待ち遠しい。

だが、北国の春は、まだまだずーっと向こうだなぁ
2月は、雪国にとって いちばん寒さの厳しい月である。

この冷気を利用する食材作りがある。はい、凍み大根つくりである。
小屋に保存してる大根を茹で、冷水に浸し、それを軒下に吊り下げる。

大根は、夜間の冷気で凍みる。
昼には、陽光と寒風で水分が蒸発する。
それを幾日も繰り返すことで、大根のもつ旨味や栄養はじっくりと凝縮され、甘味を増しながら徐々に乾燥し、美味しい凍み大根ができあがる。

寒さは、腰を重くさせるけれど、一念奮起、寒さを利用することで、楽しみが増える。
起床時にぐ~んと感じる冷えも、吊り下げた凍み大根を思い浮かべると、元気がでる。
そのようにしながら、やがてくる春を待つ。
凍み大根作りには、凍りつく冷気が必須なのだ。

身欠きニシンと一緒に煮た凍み大根の旨さを思い浮かべる。うふふ、楽しさで、おもわず頬が緩んでくる。
ジャガイモが入れば、もっと美味しくなるなぁ (笑)

厳しい寒冷を利用した食材作りには......
寒晒し蕎麦もある。蕎麦の実(種)を真冬の渓流に漬ける(浸す)と、よりソバの旨味が増すという。

凍み大根に似たのに、凍み豆腐があるなぁ そう、あの高野豆腐といわれるスグレモノ。
そもそもは、寒冷地の東北で作られてたという。今では家庭で作られることは殆どない。

新潟では、雪面に晒した唐辛子を味噌と練り合わせたカンズリが薬味として重宝される。

雪や寒冷を利用した食材は、当然ながら北国で作られる。辛く、厳しい冬を、少しでも楽しく暮らそうと工夫した人々の文化が、今も脈々と引き継がれてるのである。ありがたいことだと思う。

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  1. 2016/01/31(日) 14:25:36|
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  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

コメント

知恵の結晶

山形では古くからいろんな美味しい食べ物が引き継がれていますねえ~
凍み大根!
他の野菜などと煮込まれて田植えころのご馳走になるんだとか!
雪国ならではの知恵の結晶ですね!
  1. 2016/01/31(日) 20:36:38 |
  2. URL |
  3. 阿蘇望亭 #z7TqjuIk
  4. [ 編集]

食文化

そこの風土に合った食材作りですね
だいじに受け継いでいきたいと思う

雪や寒冷は、決してマイナスだけじゃない
そう思うことにしてます(笑)
  1. 2016/02/01(月) 07:33:32 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

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