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くるくる回る風車

かざぐるま

     雪が、しんしんと降る
     暗く深い川を埋め尽くすかのように
     雪は、はてしなく しんしんと降り続く 

     白い闇をつくるように
     雪が、しんしんと降る
     降り積もった雪は、けっして寒くはない

     でも、吹雪がやってくると
     水子供養の風車が、くるくる
     くるくる くるくる と回り

     冷たい というか 急に寂しくなる
     (間引き)という言葉も同じ
     風車が、くるくると回る 

     白い闇の中で、くるくると回る
     夕鶴の里は、雪の里  
     繭を育てた 夕鶴の里  

     繭は、まるで 雪みたい
     真っ白で 温かい    
     でも、(間引き)という言葉が寂しい      

     雪の しんしん 降る日に
     娘たちが 売られていった こともあった 
     (間引き)の絵馬がせつない
     しんしん しんしん 雪が降る

     雪深い里にも、眩しい太陽が
     きらきら きらきら 輝けば
     さみしさもつめたさもない

     きらきら きらきら 輝く
      光り満ち溢れた世界は、あたたかい
     だから、人はいつも輝く世界を求めた

     ぽかぽか ぽかぽか あたたかい世界
     きらきら きらきら 光り満ちた 世界
      きらきら きらり きらきら きらり

     温もりをもとめて
     「むかし あったげなぁ」
     母が 子に語るおとぎ話

     子は、毎晩 話をせがむ
     「それから、、、、どうしたの?」
     「続きは明日の楽しみだよぉ」
      子は、夢の中で 続きの夢を見る

      くるくる回る風車の音が消え
       あぁ 吹雪はいつしか止んでる
       雪が しんしん と降る

      誰かが、がらがら がらがら釣瓶井戸を汲む
      こんな夜更けに がらがら がらがら
       でも、決して寂しくない音

      ん? 空耳かもしれない
      今時分に釣瓶井戸など、、、、
      くわぁーっ と一声 鶴がなく   

      鶴がないたような気がした
      雪が、しんしんと降る
      風車は、もう回らない

                         2001年1月23日(火曜日)

以下の写真を撮っていると、ふ~む 上のようなポエムもどきを思い出したのである。

     60104-01.jpg

60104-02.jpg

60104-03.jpg

60104-04.jpg

     60104-05.jpg



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