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大晦日に思う

起床時刻になったのを承知しながら、寝床でぐずぐずしていたが、いくら気侭な身でもこれでいいわけがないのは分かっているので、踏ん切って起きようとする。
「まだいい! なにもすることないから、もう少しこのまま......」妻の言葉に、(そうだなぁ)と思いつつ、それでも起き上がる。
あまり起床が遅いと、母が心配して、部屋までやってき、声がけすることがある。っふふ、あまり感心できないことだ(苦笑)と、思うからである。

いつもより遅い朝食をとりながら、今日と明日の段取りを話し合う。
「パパの予定は?」
「いやぁ なにもない。散歩くらいだ」外は、ちらほら雪が舞うけれど、散歩に支障はない。
腹が落着くまでに、することは、できるだけしておこうと、まず胡桃餅のクルミをつぶしはじめる。

クルミは、30日に殻を割り、二人で取り出しておいた。それを擂鉢で潰し、豆腐で和え、胡桃餅にする。
小豆も30日に水に浸してたのを煮る。煮あがったのを潰し、砂糖・塩・蜂蜜で調味する。餡子餅にする。
「パパ、散歩に行ってきたら...... 私は昆布巻きを作ってるから」

(今年最後の散歩だなぁ)いつものサイクリングロードを歩きながら、(なにかいい被写体がないかなぁ)と目を配るが、なにもない。
散歩してる人も皆無だ。積雪がないから歩けるが、例年ならもう歩けない。まぁ 儲けものみたいな散歩だ。

「これでずいぶん大晦日・正月らしい準備ができた」昼食後の喫茶しながら言う妻の言葉に頷く。
「去年は、雑煮餅も作らなかった。やっぱりママがいない、いるとでは大違いだなぁ」
「パパには迷惑かけたのね。ダイゴダイゴの手方長までやってもらってたいへんだったでしょ」
「大変というより、寂しかった。やっぱりママが傍で、こうやって正月の準備ができるのにホッとする」
「さぁ、これから雑煮作りしなきゃ 鍋が、もう小さいのしかない......」

数えてみると、7つの鍋がみんなふさがってる。雑煮を煮る鍋が小さいのしかないという妻。
鍋は納戸(倉庫)にあるので出そうとすると、「もうこれ以上出さないでいい!」と言う。
ある物くらい使えばいいのに、と思うのだが、もう洗い物・片付け物が増えるだけだから、と断られる。
妻の言葉は、絶対だから(苦笑)、なにも言わずに妻の意向のままに任せる。

昆布巻き、雑煮を作り終えれば、今度は花を活け、暦をかけ替え、今年の終りをNHK紅白歌合戦で締めくくることになる。
あぁ、その前に、ソバを食べる。はい、年越しソバである。
昨年、妻が入院して寂しかったことがまざまざと蘇る。今年の大晦日、お正月は、やはり安心だなぁ
女々しいと笑われようが、一家にとって妻がいる、いない、では、天と地ほどの違いがあるのだなぁ

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  1. 2015/12/31(木) 08:17:15|
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