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福島発のうた


   福島の博物館員が「ガレキではない我歴だ」と言う展示物   近江八幡市・寺下吉則

   さうだった口ふさがれて立ってゐた大地震の後の郵便ポスト    仙台市・坂本捷子

          朝日歌壇(20日づけ)より


   わっと散るフナムシたちのその先に煌々と照る原発がある     吹田市・谷村修三

   帰れない原発被災のふる里は見渡す限り除染土の山       いわき市・金成榮策

          朝日歌壇(27日づけ)より


   生かされて生きてしまったこの四年桜の花は今年又咲く     春日部市・川崎康弘

          朝日歌壇(5月4日づけ)より


   除染から廃炉作業に身を投じやがて福島がふるさとになる    いわき市・池田 実

   防護服六千日々に使ひ棄て廃炉の道の真闇続けリ         福島県・斉藤あきら

   好きなだけ掘れとスコップわたさるる出荷停止の解けぬ竹の子   日立市・加藤 宙

          朝日歌壇(5月11日づけ)より


以下は、福島在住の歌人たちの歌。コラム「うたをよむ」(11日づけ)から抜粋

   ふるさとの地形に線量記されゐて天気予報のごとく見ており    吉田信雄

   福島は「入る」べき域となりゆきぬ辛夷の花のぼうぼうと白      高木佳子

   目に見えぬものに諍い目に見ゆるものに戦く まずは雪を掻け    齋藤芳生


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  1. 2015/05/12(火) 00:15:00|
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