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49日

妻が入院したのは12月1日。あれから、今日で49日になる。49日とはなんだか法要の忌日みたいだが、それとはぜんぜん無関係だ。(笑)
我が寺は、真宗大谷派で、住職は精神科医師でもある。住職は、さまざまな機会に法話をする。
精神科医師だから、やはりこころにかかわる話が多い。

49日という日にち(時間)は、人の喜怒哀楽や、思い出などの境目にあるという。
辛い苦しい思いも、49日も経てば、時間がその切なさを忘れさせてくれる。時間がいわば癒しの働きをする。
暮らしへの復帰、復活の境目が50日あたりになる。
仏教では、7日ごとに初七日、ふた七日などと7日毎の忌日を重ね、7回目の49日が忌明けの「49日法要」となる。

入院・手術などという渦中にあると、緊張で辛いとかたいへんだという気持ちは吹っ飛んでしまい、なにがなんでもこの窮地を乗り越えなければならないと取り組む。
妻も私も、息子も母も同じような気持ちでやって来た。

14日に、退院の日取りが決まると、へへ 息子が発熱してダウン。母の世話を引き受けてきた息子が真っ先にダウンしてしまった。
ふ~む、息子は繊細すぎるこころの持ち主であることを今更ながら思う。

これまでは、午前7時頃には仏前で額ずいてた母。その後居間で息子とテレビなど見ながら朝ご飯の出来上がりを待っていたのに、息子がダウンしてしまったら、母までコタツ深く足を伸ばし、まるで「ふて寝」のような姿に、唖然とする。

うう、退院が決まって、緊張の糸が切れてしまったのだろう。
これまで頑張ってきた我が身を思う。ふ~む、私だって、もう、できればこのまま全てをなげうって休みたい。そういう気分だ。
17日、茎菜煮とりんごを持って行った。りんごはさておき、茎菜煮が美味しいかどうか聞きたかったのだが、妻は待てども談話室に来ない。

妻も、退院日が決まったことで、やはり緊張感が切れたような気がする。私を談話室においたままベッドで眠っている。
疲れをドッ~と覚える。
妻に「帰る」の言葉も残さないまま帰途につく。

家に戻り、次のようなメールをうつ

     2015/01/17 13:42
  ママちゃん
  今日は、ちょっと疲れてるようなので、早くに帰りました
  眠っていたので、黙ってきました

  明日は、なにを持って行くか
  メールしてください
  茎菜煮 どうでしたか?
                      パパより

それへ妻からのメールが届く

  パパがいない、談話室にもいない、どうしよう、
  くきな煮、油が利いていて、とても香ばしく、ほっへがおちそう。

  明日は、せいさい漬けお願いします、
  パパがいなくて寂しい、早く明日になぁれ
                       やゑ子


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  1. 2015/01/18(日) 01:00:00|
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