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裕次郎の「乳母車」

今日もまた、「山田洋次監督が選んだ日本の名画100本」を観た。
昨日の「狂った果実」と同じ1956年封切り、裕次郎の「乳母車」。
「太陽の季節」「狂った果実」は、太陽族映画・反社会的などと一部の人には批判されたものである。
そういう太陽族映画をなじった人も「乳母車」を観ると、今度は大きな拍手を惜しまなかった。
これで 石原裕次郎は、国民的大スターの道を歩きはじめることになった。

昔、映画館で観た感想は(なんだか期待はずれ)だったような気がする。若者にはあまりにも地味に映じて面白みが不足だった。
だが、この歳になって観ると、まったく違う映画に思える。落ち着いてじっくり楽しめた。
うふ、我が身にしみるような筋立ても切ない。若い昔の自分には関係ないことだったが...... (笑)

先の「狂った果実」もそうだが、まだモノクロームの画面が古臭い感じがない。というより、それがかえってリアリティを覚える。
カラーの情報量は、モノクロームより絶対的に多い。だが、映画の感動は情報量で決まるわけではないだろう。白黒だけのそれでもちゃんと表現できるのが分かる。
また、撮影のあり方というか、どういう撮り方をするのがいいのかということが重要なのだとも分かる。

同じ作品を見ても、観る年代によって、その受け取り方がずいぶんと違ってくる。それを如実に感じもした。

*
午後3時半の気温マイナス1度、晴


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  1. 2012/02/16(木) 15:29:08|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

コメント

こんばんは。

>カラーの情報量は、モノクロームより絶対的に多い。だが、映画の感動は情報量で決まるわけではないだろう。白黒だけのそれでもちゃんと表現できるのが分かる。

おっしゃることがよく分かりますね。
結局中身でしょうか・・・。
  1. 2012/02/16(木) 21:47:51 |
  2. URL |
  3. nakamura #-
  4. [ 編集]

中 身

nakamuraさん ありがとうございます
        結局は、そういうことになると...... (笑)

  1. 2012/02/17(金) 09:07:42 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

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