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凍み大根 3


凍み大根作りをしたのは、1月22日だった。
はたして凍み大根を作れるだけの寒冷になるかどうかと懸念したのだったが、その後は厳しい寒さが続いた。
凍み大根つくりに零下の気温は望ましいことである。
ところが、雪国に暮らす人々に、厳冬は至極迷惑である。人々は、「凍み大根など吊すから、こんなに寒くなるのだ」と恨めしげに空と凍み大根を睨むことになる。(笑)
うふ、(まさか)と思うかも知れないが、似たようなことがあるので次に書く。

五月節句に、鯉のぼりを立てお祝いするわけだが、節句を過ぎてもその鯉のぼりを下ろさないでおいたとする。
その頃、雨天が続いて、雨がもういらない時がある。それとは逆に、晴天続きで雨乞いしなければと思うこともある。
そんな時、「いつまでも鯉のぼりを下ろさないから、こんな雨降りが続くのだ」とか、その逆に「いつまでも鯉のぼりをしまわないから、こんな日照りが続くのだ。早く下ろしてくれないと困る」などの声が聞かれる。

そんなこじつけ!と笑い過ごすことができない。
本気で「鯉のぼりのせい」とか、「凍み大根のため」と思いたがる人がいる(いた)のである。
都市部では、そんなことはないだろうが、昔の田舎にはそういう言い方があった。

鯉のぼりには、別の解釈もある。
ものごとにはケジメが必要で、いつまでもだらだらと鯉のぼりを下ろさないのはだらしないと笑われる。
また、大切な鯉のぼりも傷んでしまう。だから、人々に恨まれるという物語を作って諭しているのだと。

鯉のぼりと雨天・晴天はなんの関わりもない。だけれども、人知では如何ともしがたい天候が続くと、一部の人は(誰か他人のせい)にして愚痴ることになり易い。
もちろん、凍み大根と寒冷についても無関係である。それでも、六曜などを真剣に口にする人をみると、油断できないなぁと、つい思うことがある。(笑)

うう? へへ、とんでもない脇道にそれてしまった。話を戻す。
23日の朝に、茹でた大根を吊るした。
同じその日から、風呂場改修工事がはじまった。
それ以来、ずーっと(途中2日間を除く)気温は、毎朝零下になった。絶好の凍み大根日和である。

大根は、雪を被り、日中はその雪も溶け、夜になると再び凍る日が繰り返し、3週間が過ぎた。
見れば、確実に凍み大根になりつつある。このままいけば、3月上旬には立派な凍み大根に仕上がるだろう。

凍み大根で思い出したが、畑に囲ってある蕪と大根を10日に掘り出してきた。
積雪は、1メートル近くあったが、そう難儀せずに蕪10個と大根4本を持ってきた。
今年は、ネズミに噛じられることもなく、みな新鮮でホッとする。洗ったそれを米袋に入れ、台所に置いてある。

雪国の冬は、まだまだ厳しいが、それでも空気と光になんとなく春の気配が感じられる。
三寒四温を繰り返しながら、やがてみちのくにも春がやってくる。そのことを思うだけでもこころが軽くなる。
   
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次は、干しはじめの頃に撮ったそれの再掲

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今朝の気温-6度、小雪


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  1. 2012/02/12(日) 06:54:54|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

コメント

こんのさんへ
うわぁ~凍み大根、まるで生きてるみたい♪
違う食べ物みたいです。
自然の恵みをいっぱいすって…
でも…食べるにはまだまだなのですかね?
どんなごちそうになるのか楽しみです。
それもぜひ♪凍み大根の七変化ですね。
  1. 2012/02/13(月) 09:35:00 |
  2. URL |
  3. ぶんとも #yl2HcnkM
  4. [ 編集]

大根にも

ぶんともさん 嬉しいコメントなのですが......
        福島で作った「切干大根」からも放射能がでて、出荷自粛だそうです
そういうニュースを聞くと、(天童はダイジョウブ)と思うのですが、やっはりいい気分ではないですね
干し柿、凍み大根 空気に晒して、天の恵みで作るもので、困惑します
  1. 2012/02/13(月) 11:53:55 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

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