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初冬風景

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おかしなもので、12月になっても雪がないとなんとなくもの足りない気がするものだが、ほんの少しでもあれば落ち着くから可笑しい。

また歌

       紅葉の中に滝あり水銀の煮えてこぼるる釜淵の滝       東京都・嶋田恵一
滝が好きだから、こういう歌に出合うと容易に共感を覚える。それにしても『水銀の煮えて』とはまさに(そうだなぁ)と感嘆する。
歌を詠む人ってセンスがいい、というか鋭い感性の持ち主なんだなぁ

       家を出し息子の部屋の風鈴をときどき妻は指で鳴らせり    東京都・東金吉一
       雪虫を子供のように追っかける五十路の妻よ五人の母よ    柳井市・沖原光彦
妻は、情愛豊かな母でもある。そのことを改めて考えさせられるいい歌だなぁ

       鎮守へは畦が近道秋祭     神戸市・日下徳一
畦道には、曼珠沙華が咲いてたり...子どもの頃、母の実家「お神明さま」の祭りが思い出される。

       大刈田なりけり最上川横臥   山形県・柏倉ただを
山形盆地に秋陽がさし、広き野を流れゆく最上川の蛇行が光って見える

       冷まじや民を謀る小役人    岐阜市・石崎宗敏
「冷(すさ)まじ」は秋の季語で、「冷(つめ)たし」が冬の季語。この微妙な感覚の差異を愛でて来た日本人。「朝寒」は秋の季語で、「寒い朝」が冬の季語。
上のそれは、時田さんのブログで知った。

                 短歌・俳句は、「朝日歌壇・俳壇」(10月29日付け)より

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今朝もうっすらと雪があり、初冬風景となっている。
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  1. 2007/12/06(木) 06:54:09|
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  4. コメント:3

コメント

季感

楽しく「天童の家」拝見、拝読しております。ブログのスタイルが変わり、これも宜しいなあ、と思います。毎回、季感溢れる写真を見させて頂き楽しんでおります。わが街、わが里の季節もそれなりにその移ろいを愛でておりますが、天童の濃密な季感溢れる景に羨ましさを覚えます。ここでの生活から生まれる俳句は、もっともっと鮮明で重く温かい句が出来るのだろうな、などと思っております。
これからも、末永く宜しくお願いいたします。
  1. 2007/12/06(木) 08:56:10 |
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  3. 幻椏 #FXGmxbjY
  4. [ 編集]

時田さん さっそくのコメント とても嬉しいです
ありがとうございます
ブログ まだ手探り状態ですが、アクセスしてくださった方々に楽しんでもらえるものにできたらいいなぁと考えてます
共感の共有が原点 それを忘れないようやっていくつもりです
今後ともよろしくお願いします
  1. 2007/12/06(木) 10:51:31 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

「共感の共有」でなく、「感動の共有」でした(ごめんなさい)
  1. 2007/12/06(木) 10:59:34 |
  2. URL |
  3. こんの #-
  4. [ 編集]

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