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提灯と釣り鐘


今日は、公民館掃除の日だった。掃除は9時からと告げてある。隣組長で、公民館の鍵を持っているので15分前に出かける。
公民館玄関には、早くもSさんの姿がある。「今来たばかりよ」との声を聞きながら、急いで鍵を回す。
Sさんに続いて次々とメンバーがやってき、各自が掃除をはじめる。掃除は30分ほどで済む。

小部屋にストーブをつけ、台所で沸かした湯でお茶が淹れられ、各自が持ち寄った漬物や果物、ぜりー菓子、金柑煮などが並び、歓談がはじまる。
農繁期にはできないことだが、冬期間はこういう楽しみがある。さまざまな情報が飛び交い、笑い声が続く。

「晩酌やるの?」メンバー8人の中で、男は私一人だけのせいか、そんな問がでる。
うん、と頷きながら
「いつもはコップ1杯。でも今は食事の準備しながら飲むから、3杯くらい呑まってしまう」と舌を出す。
「ふ~ん、やはり やゑちゃんがいないとのびのびと飲めるっていうことね」Tさんが言うと、みんなの笑い声が揃う。

妻がいる時は、コップ1杯しか飲めないが、いないと誰も制止しないから遠慮なしに飲めるのだと、それが婿殿の姿なのだろうと...... 思っての笑いだったかもしれない。
鬼のいない間に、思い通りに羽根を伸ばして飲める...... そんな解釈の笑いだった気がする。
(そうじゃない!)私は少し慌てて言葉を続ける。

「イヤ...... 妻がいる、いないに関係なく、酒は、いくらでも飲める。妻がいる時は、食前酒として1杯で十分。けれど、妻がいないとやはり口寂しくて、ついつい酒に手が伸びる。それで...... 酒は寂しい気分を忘れさせてくれるから......」弁解の言葉が、なんともしどろもどろ......恥ずかしい。

でも、これが本当のことである。
妻が、飲酒を制止するから1杯なのではない。何杯でも飲めるのだが、1杯で十分なのだ。
妻が、いないから、ブレーキがかからないから3杯呑むわけではない。妻のいない寂しさを紛らわせるためについ酒に手がのびる。
その違いは、雲泥の差、月とすっぽん、提灯と釣り鐘。一緒くたにしてほしくない思いが強いく、弁解する。

はたして、この違いをメンバーに分かってもらえたかどうかは分からない。
深刻な問題ではない。一時の気楽な笑い。笑い合って、歓談の場を楽しんでいる。それでいいと思う。

  秋深き隣は何をするひとぞ  芭蕉


  1. 2015/01/11(日) 16:21:41|
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起き上がる

新しい年になって、アッという間に10日になった。
毎日、病院へ通っている。
妻には、年末年始がなく、毎日リハビリに励んでいる。

職員さん方は、交代で休んでいるのだろうが、入院患者がいるかぎり病院は年中無休である。
特に、給食は1食たりとも休むわけにはいかない。ほんとうにご苦労さんと思う。
思えば、自分も長年病院で働いていた。管理職になる前は、大晦日も元日もなく働いたのが懐かしく思い出される。

だから、年末年始を勤務する看護師さん方の思いもよくわかって、つい「ご苦労さまです」と言ってしまう。
誰だって、ゆっくり休みたい時である。そこを堪え、さりげなく勤務につく。
お正月に家に帰れない患者たちのことを思いながら、少しでも過ごしやすくしてあげたい。そう思いながら勤務する。

年末年始休暇があければ、ホッとする。病院は、できれば毎日できるだけ平穏な日常であった方がいい。
その方が、こころ穏やかな闘病生活がおくれる。
例年やっているお正月の行事や食生活などができない入院生活は、こころの負担になる。
妻の言動をみていると、そのことがよく分かる。

「お歳暮も、年始回りも、今年は、退院してからね」妻のことばに
「うん、それでいい。入院してて、お歳暮も年始回りもない」と返す。
その年末年始も過ぎ、ふ~む、もう10日になる。

夕べ、妻から届いたメール。

 (リハビリの)新しい、メニューは、三種類です、
 布団から、起き上がる方法をみいだしました、
               2015/01/09  やゑ子

 ママちゃん
 今(午後6時40分)夕食の片付けが終わりました
 後は、パソコンをやって、風呂をつかって終わりです
 風呂掃除は今朝やりました

 新しいトレーニングのメニュー
 どんななんかなぁ
 明日、話してください
 楽しみです!
 おやすみなさい
               2015/01/09  パパ

妻も毎日頑張っているのが分かる。
職員さんのご苦労もありがたいが、妻の努力にも、思わず頭がさがる。

>布団から、起き上がる方法をみいだしました

そう書く妻の話を聞く。
ふむむ、ベッドなら、側柵に掴まって起きあがれるが、布団の場合、掴まるものがないから、自分の履いてるパジャマの裾をしっかり掴めばいいのだと言う。
......なんだかいじらしい話である。

寝床から起き上がることさえ、そうやって工夫しなければならない。
健康な人には考えもしないことを、妻は必死でやっているのである。


  1. 2015/01/10(土) 15:22:47|
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身体のバランス

あと何日で?

病院から出て、夕食の食材やトイレットペーパー、洗濯洗剤などを買って帰宅したのは午後4時過ぎだった。
直ぐに夕食の準備にはいる。まずカレイの煮魚。母は白身の魚が好きだからカレイを煮る。
息子がミズナを買ってきたので、ミズナ・キャベツなどを千切ってカニ風味蒲鉾をほぐしサラダをつくる。
他に細々したおかずを8種類お盆に並べ、母の夕食とする。

母は、茶の間でテレビを見ながら食べる。
息子と私は、台所で、息子は焼酎、私は酒を飲みながらの夕食となる。
へへ、私は、煮魚を作りながら、すでにコップ酒...... 
妻が一緒の夕食なら、晩酌はコップ1杯なのだが、今は、いつの間にか3杯ほど呑んでしまう。

7時前に、後片付けを済まし、後は風呂に入ってテレビを見るのだが......
今日は、ブログをまだやっていないので、それをしなきゃぁと、これをタイイングしている。(笑)
何を書いたらいいのかわからないままはじめたタイピング......
面白いもの(話題)はなにもない。

主夫業として、今日はトイレットペーパーと洗濯洗剤を買ってきたが、先ほど夕食後の歯磨きをしてた時、夜間の入れ歯保存に際し、毎夕入れるポリデントが少なくなっていることに気づく。
(あぁ、これも買ってくるのだったなぁ)と思う。後6日分しかない。
(ふ~む、妻が退院するまであるかなぁ)とも思う。

あと6日で、妻は退院できるのだろうか......?
ベッドから起き上がる時に、なかなか起き上がれない。肩のバランスがうまくとれないのである。
ベッドだと、それでも起き上がれば、あとの行動はスムースに行くのだが、畳に敷いた布団なら、(たいへんだろうなぁ)と思われる。
肩一つが、起き上がりのバランスを大きく左右することに驚き、(人の身体って、そういうものか......)と驚く。

健康であれば、そんなことを考えもしないのだが、妻の状態を仔細に見ると、肩一つ、足の豆一つでも人の行動に影響があることを知る。
退院を優先するあまり、まだ行動に困難を伴うのを無視して退院してしまえば、結局、ムリが懸かってしまうのは否めない。

「ギャッジベッドを入れようか」と妻に問う。
「まって、布団でもやってみる」と言うけれど...... 果たして、ポリデントがなくなるまで出来るようになるのだろうか?
そんなことを独り考えながら、ここまでキィーを打ってきた。

  1. 2015/01/09(金) 19:31:56|
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誕生祝い

「私にだけ大きなケーキがついた。看護師さんが、配膳しながら『とうとう20歳になりましたね。おめでとうございます』と言って笑うのよ」
御膳には、ちゃんとお祝いのカードもついてた。

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なんとも粋なはからいである。
「よかったねぇ」 っふふ、私まで嬉しくなる。

午後3時に、娘と息子の姿。親子4人揃ったところでジュースで乾杯。
病院談話室でだから、ごく控えめな祝であるのはしかたない。
退院したあかつきに、盛大な祝宴をしたいと思う。(笑)


  1. 2015/01/08(木) 16:59:46|
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メールから


明日、パパはどんな、顔を、みせてくれるのでしょう、
やゑ子
                2015/01/03
ママちゃん
今(9時)朝ご飯食べました
間もなく行きますね
             パパ
         2015/01/04 9:13



鉛のよぅな、手も、雪どけのよぅに、気長にまっことにします、
とはいっても、こころのどこかで、あせってます、
やゑ子
                2015/01/07
  
  

今日、雪が降らなくてほっとしてまず、毎日毎ご苦労さまです
やゑ子
                2015/01/08

ママちゃん
お誕生日、おめでとうございます

これからも仲良しで、お願いします
             パパより
                2015/01/08
ママちゃん
茎菜煮、持っていきます
今、朝ご飯を食べたところです

少し、パソコンをしてから行きますね
             パパ
                2015/01/08 9:22


  1. 2015/01/08(木) 09:27:24|
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妻の記念日

妻の誕生日に

1月8日、妻の誕生記念日である。
今年の記念日は、生涯で忘れられない日になるだろう。

もしかしたら、例年通りに家族でささやかな宴がもてたかもしれないのだが......
だが、今年は、残念ながら病院でその日を迎えることになった。
明日あす退院できるはずなのだが、間に合わず、病院での誕生記念日となった。

奇しくも、というべきか、この日は、ちょうど70歳で、いわゆる老人医療の仲間入りの日である。
医療費支払いが、身近にあるものだから、3割自己負担から1割軽減されることは大きな恩恵である。

後期老齢者の場合は、誕生日のその日から該当なるが、<前期>の場合は、誕生月の翌月からとなる。
そのことがよく分からなかったから、市役所に行き、訊いてきた。
「わかりました。これで安心ね」妻の気掛りが解消しホッとする。

妻70歳、夫75歳。
共に老人になった。
老人は、老人らしく生きるしかない。そう思う。ムリせず、身体とこころに伺いたてながらいきたい。

この歳になっての5年は大きい。
「老いては子に従い」の俚諺があるけれど、ふ~む、これからは妻のいうことに従って「婦唱夫随」でいくことに決めた。

2020年には、東京オリンピックが開催される。あと5年後である。
ふ~む、はたしてそれまでいられるかどうか...... 欲張ってもしかたないことだ。
「いまがいちばん幸せ」をじっくり感じて生きるしかない。

「もう、これからはムリできないね。畑も半分くらいにしなきゃぁ」妻のそれに異議なしである。


  1. 2015/01/08(木) 01:00:00|
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焦ることない


今日は、5時に目覚める。すぐに起床し、主夫業には早いので書斎でパソコンに向かう。
6時から朝食の準備。洗濯も含め7時半にはほぼ終わる。別に手を抜いたわけではない。
煮魚(カレイ)もちゃんと煮る。キャベツのお浸しもした。
鰹節とサラダ油が少なくなってるので、忘れないで買わなきゃならないと思う。
容器に少なくなった塩と砂糖を補充する。
へへ、主夫業がすっかり身についたようで、1時間半あればだいたいがOKである。

一昨日の屋根の雪下ろしの疲れが、もっと残るのかなぁと思っていたが、それもそんなでないのが嬉しい。
昨日作ったおでんがたくさん残っている。母も息子もあまり食べなかったようだ。しかたないと思うが、ちょっぴり残念の気分。
せっかく作ったおでんを捨てるのももったいないと丼に盛って食べる。少し切ない気分が尾を引く。(苦笑)

いつもは10時から11時に病院へ行くのだが、今日は9時半に出かける。
っふふ、なんといっても妻に会えるのが今はいちばんの楽しみなのだ。
話すことは、他人が聞けば、じつに他愛ない内容だ。だが妻との会話そのものが楽しい。というか、落ち着くのである。

「今週はムリだったけど、来週ならきっと退院できると思う」妻が願望を言う。
「そうだね、そうさ、もう指のふるえもなくなったし......」同意を伝える私。
たとえ、そうならなくても、今は二人でそう思っているのだから、それでいい。

談話室は、二人にとってこころが通じ合うデートの場である。人目を憚らずに、手指や背中をマッサージする。妻の手や背中をさするとこころがホッとするのである。

よーく考えれば、はしたない行為かもしれない。けれどスキンシップが二人を安心させる、というか、辛さの救いになる。
戦友たちの目には、どう映るのか......と思うけれど、ベッタリと抱き合うわけではなく、控えめにマッサージをするだけなのだから、許してもらえると思いたい。(笑)

触れ合いたいという気持ちには、男と女としてそれとはちがう気がする。(もしかしたら、そういう気持ちがあるのかもしれないが)
「ここが苦しい」と妻は、マッサージ」して欲しい所を言う。そこを擦る。「気持ちいい」と妻が言う。
首の付根と背骨が凝るようだ。

入院してから、今日で38日になる。妻の肌には、まだ手術で出きた出血痕が青く残っている。
「どう、だいぶ薄くなったでしょ」と確かめるように言う妻に、「そうだね」と頷く私。
ふ~む、退院をそう急ぐことはない、とも思う。焦る気持ちがないといえばウソになる。
でも、ちゃんと治してから退院するばいいのだ。

「明日、なにを持ってくる?」
「パパ、茎菜煮がいい」 妻のリクエストに応えるため、早めに病院を出る。
家に戻ると、セイサイ漬けを出し、早速、茎菜煮作りをはじめる。買ってきたサラダ油をたっぷりと使う。


  1. 2015/01/07(水) 16:42:22|
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一喜一憂


6日朝のメールで、妻から次のようなのが届いた。

   不思議
  昨日(5日)、手を、お湯、みず、交互につけての、リハビリでした、
  手の震えるが止まりました。不思議が起こりました

6日いちばんの話題は、そのことだった。
「あんなに震えてたのが、まるでウソみたいになくなった。だから、先生(PT・理学療法士)に言ったの。『魔法をかけたの!?』って...... 」
「PTさんは、なんて言ってた?」
「筋肉が弱ると、そういうことがある。ふるえもその一つなんだって。弱るといろいろな症状が出るのね」

使わない筋肉の退化は早い。しかし、その回復にはかなりの時間が要る。
4週間も装具で動かせずに弱った筋肉を、また元通りに戻すには時間がかかる。その間に、さまざまな症状がでるのはやむを得ない。
腫脹やふるえ、疼痛などもめずらしくない症状で、それらの症状にどう対応すべきかのノウハウは、PTさんの知り尽くしていることである。

振るえがとれたことを、妻は、まるで魔法をかけられたような驚きで捉えている。
うん、そう思える嬉しさだったのだろうと分かって、聞いてる私も嬉しくなる。
「吉岡病院には、きっと魔法使いがいるんだね」私のジョークに、妻は大きく頷く。

怪我以来、自分の身に起こったさまざまなできごとに、妻は、一喜一憂している。無理もない。
だからせめて自分はしっかりしなければと思いながらも、つい妻と一緒になって心配したり、不安がってしまっている。
(これではダメだなぁ)と思いながらも、ついそうなってしまう。弱い自分にがっかりする。

5日、主治医の回診(午前)で、ふるえに対しては「もうちょっとようすをみましょう」と言われ、退院が遠のいた気がして落胆を隠せなかった。(いつまで入院していなければならないのかなぁ)と悲観的になった。
同日、午後のリハビリでは、まるで魔法にかけられたように振るえが改善した。嬉しさがわいた。
その都度、まさに一喜一憂となる。
多少とも医学的知識を学んだ自分なのに、そのことがちっとも役立たせられない自分に腹ただしさを覚える。

妻の一喜一憂は認めるにやぶさかでない。しかし、自分の一喜一憂は、恥ずかしく思う。
こういうことだから、あと何日かかろうが、妻が完治するまで泰然とがんばるしかない。
へへ、はたしてそうできるかどうか? 分からないけれど、そうしたいと思っている次第である。(笑)


* 理学療法士 Physical Therapist(PT)


  1. 2015/01/07(水) 01:00:00|
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思いが外れ


5日のことである。
久しぶりに晴れ上がった。朝の主夫業を済ますと、本来の世帯主に変身し、気になっていた屋根の雪下ろしをする。
表の玄関上と裏の渡り廊下の屋根を下ろす。
今直ぐに倒壊とかのおそれはないのだが、さらに降雪があればヤバイと判断した。

雪下ろしは、楽な作業ではない。でも、今日あたり妻の身辺に吉報(退院)があるような気がしてシャベルの動きも軽い。
途中から、息子が助っ人にはいり、全面的な雪下ろしではなかったけれど、一通りの作業が片付く。これで今後降雪があっても不安がらずに済む。

雪下ろしが済んだ後には、溜まったゴミ焼きをする。
ゴミといえば、毎日相当量のゴミが出る。過剰包装云々は措いても、出るゴミの量に改めて驚く。
妻は、丁寧に分別し、資源ゴミとして相当量を出していた。
だが、にわか主夫になった身には、もう資源ゴミの配慮はない。すべて一緒くたにゴミになる。「分別すれば資源」のそれが消えてしまう。(苦笑)

ゴミ焼きを終え、今度は「公民館掃除」の告げに回る。
公民館掃除は、4月に1度の当番になる。1月は「天童の家」の隣組が当番だ。隣組長なので日にちと時刻を告げて回る。
掃除はたいした作業ではない、こ一時間あれば終わる。掃除を済ました後、冬期間の忙しくない時は、隣組メンバーが、持ち寄った漬物などをお茶請けに、茶のみ話に花が咲く。

そうしたことで、隣同士の連帯感が生まれる。
「遠い親戚より近くの他人」の俚諺が成立つ。
はい、わるいことではない。

いつもは、午前10時から11時の間に病院へ行くのだが、5日は午後1時を少し回ってしまった。
妻は、回診時のことを話す。
「左手の指が振るえることを言ったら、先生(主治医)は、『もう少しようすをみましょう』と言うのね、『もう少し』に力が入ってた」
「ふ~ん、退院はまだなんだね。まぁ、しっかりと治した方が良い」と応じたけれど、正直言えば、やはり今朝のこころの弾みが萎んでいる。

妻の怪我は、想像以上に酷かったのが分かる。
寒い冬だから、アメニティ優れた病院で、完治した方が良いと思う。
しかし、今週あたり退院」できるという思惑が外れてしまったことには、正直残念に思う。
ふ~む、これはしかたのないことだが...... もう少しの間、主夫業を続けるしかないなぁ

「もう少しようすをみよう」と言う主治医の「もう少し」とは、うう どのくらいの時間、日にちをさすのだろう......
1週間? それとも10日間?
まさか1月というわけではないだろう。

妻の気持ちを思うと、なんだか切なくなってくる。
「明日は、何をもってくる?」問う私に「セイサイ漬け」と即答する妻だが、こころなし精彩がない気がする。
へへ、これはダジャレではない。(苦笑)


  1. 2015/01/06(火) 01:00:00|
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優格観念 2

以下のそれは、4日の夜に書いたものである。
*
テレビニュースでは、年末年始休暇を故郷ですごした人々のUターンラッシュを報じている。
毎年繰り返される民族大移動。若かりし頃、自分もそうしたものだ。
今年の休暇は、27日が土曜日ということで9連休となった人が多い。

夕食の後片付けを済まし、風呂をつかって、一人自室でテレビをみる。
ふーむ、みんなが楽しんだ9日間という日にちは、私にとってはアッと言う間の時間だった。
(ほんとうに9日が過ぎたの!?)と信じ難い気分である。

妻にそのことを言うと、妻は、まったく逆で、「長かったなぁ」と言う。

むむむ、同じ日にち、時間を過ごしたのに、妻と私の感じ方が、まるっきり逆......
妻の一日は、辛い戦いだったことが分かる。
それだからといって、私は楽しかったわけではない。振り返ってみれば、いつの間にか日が暮れていた。
それの繰り返し、慌ただしく、アッと言う間に一日が終わっていた。

時間の感覚というか、時間認識が乏しくなっていた。
ふ~む、これもやはり優格観念によるひとつの狂いなのだろう。

妻の場合は、辛かった現実が長く感じられた。
それに反し、私のは時間の長短すら曖昧なままに生きたことになるのだろうか......
ふむむ、またよく分からなくなった。もう止めよう。

*
これから病院へ行く
今日は、忙しくて遅くなってしまった


  1. 2015/01/05(月) 13:07:32|
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お正月になった

煮しめを!

正月がきたと思っていたら、今日はもう4日だ。
今年の「天童の家」には、例年のようなお正月はなかった。お雑煮もなく、ご飯だけを仏壇と神前に供えた。
鏡餅と啓翁桜に、少しお正月気分を覚えるが、それだけだった。
妻が入院しているのだから、それでしかたないと思った。要するに、余裕がない。日常(ケ)の主夫業をこなすだけで精一杯で、ハレのそれに対応できなかったのである。

つくば市のYさんから、年末に、例年のようにレンコンが送られてきた。おせち料理には欠かせないレンコン。
その大きな箱が、開けられないままに年を越した。2日に、慌てて箱を開け、みごとなレンコンに出合った。
だが、レンコンは料理しきれなくて、親しくしている4軒の家にあげることになった。
レンコンの天ぷらが美味しいことは承知している。てんぷらにしようかと思ったが、行きがかり上のこともあったが、あげたほうがベターだと判断したのだった。

3日の夕方、夕食準備中に訪いのチャイムがなる。
焼き肉中なので手が離せない。息子が大きな皿を持ち台所にやってくる。
「Mさん家で、これを持ってきてくれた」と息子が言う。

大皿に、煮しめが山盛り。こんぶ・しいたけ・里芋・こんにゃく・ニンジン・絹さや・レンコン。
レンコンを持って行ってあげたMさん家で、「天童の家」にお正月を持って来てくれた。
嬉しい! なによりのご馳走!である。
特に、レンコンは、思い万感だった。

あっ! もう6時を過ぎた。
よ~し、今日も元気で主夫業をはじめるぞぉ!

  1. 2015/01/04(日) 06:15:08|
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茎 菜 煮


3日の朝は、5時に目覚めた。
2日の夜は、9時前に眠ったから、睡眠はもう十分なので(すこし早いかなぁ)と思ったが起きてパソコンをやる。
主夫業は、6時からはじめる。一月もやっていれば順序を考えなくとも身体が自然に動くし、献立もすーっと浮かんでくるから面白い。

大体のことを済まして時計を見る。まだ7時半だ。主夫業に慣れてくると、ムダな時間がなくなって、余裕が出てくる。
さて、(今日は茎菜煮をやるか)とこころが決まる。

茎菜煮とは、どんな料理かをまず説明しなければなるまい。と思ったのだが...... 怠惰心が頭をもたげ、「検索したら」、の声が聞こえてくる。へへ、その結果は、次の通り。

**http://plaza.rakuten.co.jp/satominotk/diary/200702030001/

、「青菜漬け(せいさいづけ)」の煮物。通称、茎菜煮(くきなに)です。

 青菜とはアブラナ科の野菜で、幅広の茎が特徴です。山形人は、これを食べないと冬を迎えられないというほどの山形伝統のお漬物です。

 11月下旬に漬け込み、2月まで食べ、だんだん発酵して酸味が来てベッコウ色になると、これもまたおいしい!

 その青菜漬けを適宜に切り、さっと湯がいて、油で炒め、だし醤油で味付けした煮物です。
**

だが、「天童の家」のそれは、ちょっと違う。
>さっと湯がいて、油で炒め、だし醤油で味付けした煮物
とあるが、我が家では、次のように作る。

そもそも、茎菜煮を何故作るかである。
茎菜とは、せいさいのことであり、越冬食としての青菜漬である。現在只今、漬物として食卓にならぶ。
病院へも持って行き、同室の戦友たちから喜ばれている。「美味しい!」と好評だ。(笑)

青菜(せいさい)の美味しいところだけを切り取って持っていく。根本に近い茎の部分と葉先は別の容器に保存しておく。
茎菜煮は、その保存してあるのを煮る。

鍋に水を張り、塩を小さじ1パイ入れる。漬物は塩味が効いているのだから、さらに塩を入れることはないはずだが、漬物はそうしないとよく煮えない。不思議なことだが、確かなことである。

検索では
>さっと湯がいて
とあるが、それでは生煮えだ。ごとごととかなりの時間煮なければ美味しくない。

煮えた所で、湯を捨てる(煮こぼす)。
>だし醤油で味付けした煮物
とあるが、油で炒めるだけで、醤油は加えなくてもいい。最後に、ごま油、少々の調味料で味をととのえ、でき上がり。

例によって、息子に味見をたのむ。
「うん、うまいよ」とのこと。
10時半、メールで約束したりんご、そして茎菜煮を持って、トラックで病院へ向かう。

同室の戦友からも「美味しい」「プロの腕だ!」等の言葉をいただく。
喜んで食べてくれる人がいるのは、料理を作る者にとっては嬉しいことである。
今回、作る側に立って、そのことが切実に分かった。
褒め言葉もいいけれど、それ以上に食べ尽くして、料理が皿に残らないことの方がより一層嬉しい。


  1. 2015/01/04(日) 05:18:11|
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冬の里山

「天童の家」は、村山盆地(山形盆地)の東部に位置して、里山が東方に連なり、さらにその奥には東北の背骨である奥羽山脈が聳えてる。
それらの山々は、季節の姿を如実に見せて、毎日の暮らしに大きないろどりをそえてる。
今日の画像は、病院へ向かう途中で、道端に車を止めて、昨日撮ったものである。

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  1. 2015/01/03(土) 01:00:00|
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スマートフォン


娘から妻に預けられたスマートフォン。
簡単なものだけはマスターしたようだ。

というより、もともと妻は仕事でパソコンを使っていたから
それを考えれば、気分的に余裕がでてきた、と解すべきだろう。

娘には、もっと早くからメールで繋がっていたが
とうとう私にも発信するようになった。

その第一信が先ほど届いた。
恥ずかしいけれど、次のような文面である。
よくも公開できるなぁと笑われるのは承知のうえである。
っふふ、要するに、嬉しいのだ。(笑)
*

感 謝

毎日、病院にきてくれて、ありがとう、
前よりは、痛みもやわらぎ、これもパパのお陰です、
感謝の気持ちで一杯です
                 今野やゑ子


それへ、男は、おめおめと次のような返信をした

ママちゃん(やゑ子さん)
今戻りました

ヨークで買い物
アポロでガソリン詰めてきました

明日はトラックで行こうかなぁ
りんご、持って行きます
               パパより


  1. 2015/01/02(金) 15:14:45|
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舞鶴山の愛宕沼

舞鶴山公園 3 のつづき

病院へ行った。妻はリハビリ中なので、談話室で待つより、歩くか!と...... 元日の舞鶴公園、愛宕沼へ行った。
目新しい風景に出合ったわけではない。今年はじめて撮影は、すでに今朝(1日)済んだ。
いわば、散歩のおまけ画像である。
感動して撮ったのでない。やはりもうひとつ、いや二つ、三つも不満があるのはしかたないなぁ

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  1. 2015/01/02(金) 01:00:00|
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元日風景

新しい年の一日目は、これまで通りに主夫業ではじまった。(笑)
午前5時半起床し、すぐに米を研ぐ。豆腐とワカメ汁をつくる。焼き魚、もやしのお浸し、わさび菜・みずな・カニ風味蒲鉾でサラダ、それに去年(昨日)からの残り物のおかずがたくさん(苦笑)
洗濯を済まし、続いて風呂掃除。

これでいつでも朝食が食べられるのを確かめた後、庭の雪掻き。
息子がだいぶやってい、家の裏にある漬物桶や、ゴミコンポへの道を確保するためにスノーダンプを押す。
元日だからといって休むわけにいかないルチーンワークを終わしホッとする。
今年はじめて雪景色を撮るかぁとカメラを持つ。

今年は、妻のいない元日だ。きっといつまでも記憶に刻まれて忘れられないことだろう。
ということで感動とか、そういうことでなくカメラを向ける。

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  1. 2015/01/01(木) 18:36:46|
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謹賀新年


新年おめでとうございます

昨年末は、妻の入院があり、皆さまには多大なご心配・ご迷惑をおかけしました。
皆さま方の温かい励ましが、大きな力になって、退院の日も間近いと思っている。
Dr.や看護師からは、まだ明確な日にちを告げられていないが、退院して行った人々の事例から推しはかると、正月第2週あたりかと思われれる。

5日(月)の回診時に、はっきりするのではないかと二人で話し合っている。へへ、あくまでも希望的なそれであるから、外れてもしかたない。(笑)
「パパ、暦見て! 仏滅以外ならいつでも良い」
「ふ~む、そうだなぁ、8日がママの誕生日だから、うん、その日がいいかなぁ...... どうだろう」
「新しいママになって、退院。それがいいかもね...... とにかく暦見て決めましょ!」妻の言葉に頷く私。

8日に退院となれば、実に39日ぶりの「天童の家」帰還となる。
妻も嬉しいだろうが、私も、息子も、母も、みんな嬉しいのだ。
だが、寒さの厳しい「天童の家」。病院のようなアメニティがない。手術を受けた患部には寒さが禁忌だ。
臭いがイヤだから電気ストーブをと思ったが、暖房力が弱いらしい。やはり強力なファンヒーターがいいようなので、それも初売りで揃えなければ......

退院のことを考える、っふふ、これまでの寂しさがウソみたいになくなる。
新年、それにはまさに新しい力がわいてくる。
妻が帰ってきても、まだしばらくは台所に立たなければならない。しかし、これまでのような孤立無援ではなくなる。
誤解を避けるために言えば、これまでも息子や母の協力を得て。やってきた。感謝している。
それでも、気持ち、気分的には、孤立無援感があったのはしかたない。

妻が、包丁を持たなくても、傍にいて、いろいろと指示してくれれば、包丁を持つ身が楽しくもなる。

*

家に戻って、新しい暦を見る。
(8日が仏滅でなければいいなぁ)と思う。
と、ところが、な、なんとバッチリの仏滅。

六曜のことを私は迷信だと思う。
仏滅の日に結婚する人もいる。人それぞれである。
しかし、妻に「迷信だ!」とは言えない。妻が納得できる日に退院したいと思う。Dr.や看護師にもはっきりとそのことを伝えたい思う。

とうとう退院の日取りまで話せるようになったことを嬉しく思う。
今年は、きっと良い年になるだろう。そんな気がする。

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  1. 2015/01/01(木) 01:01:01|
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