FC2ブログ
未分類日記以前の天童の家RSS|

顧客本位


クロス張りは、10日と11日の両日で完了した。
11日には大工さんも来てくれ、妻の細々したリクエスト箇所をやってくれてる。
大工さんの心づもりとしては、設備屋さんも11日に来て、洗濯機と洗面台を使えるようになるとの日程だったが、設備屋さんは会社組織での勤務、11日は祝日で休みとなり、13日にやってくれるという。
もう1回だけコインランドリーを使うことになるが、それは仕方ないことだ。

クロス張りの仕事を見ていると、(あぁ、仕上げだなぁ)と思う。
大工さんの仕事、それだけで美しいと思うのだが、やはりクロスは最後の仕上げ、(化粧だなぁ)と納得する。内装というだけあり、それらしく装うことで、そこの存在がさらに引き立ってくるのを確認する。
仕事ぶりを眺めて、さすが「張り師」と感心する。表具師が師匠で、クロス張りもその師匠から教わったという。

職人たちは、仕事量をうまくこなしてる。自分の仕事の段取りをちゃんと計算し、進めてるのが分かる。
それは、休憩のとり方にも現れる。今日は、大工さん、内装屋さん、妻と私の4人で寛いで話ができた。
話に夢中になって、コーヒーを注ぐ(コーヒメーカから)ことも忘れるほどだった。(苦笑)
仕事量が大きければ、そうそう話てる間もなく、休憩を終わすのだろうけれど...... 余裕の休憩に話の花が咲く。嬉しい時だ。

「祝日なんて、休めるのは正月くらいだなぁ。建国記念日なんて休んだことない」大工さんの言葉に、内装屋さんも頷く。
会社に雇われているのではなく、自営業の職人さんには仕事の進行次第で、祝日も日曜もないこともあるのだろう。
うん、顧客本位で働く。風呂が、洗濯機が、早く使えるようにしてあげたい。そういう依頼主の意向に少しでも早く応えるようにする。顧客が喜ぶ姿をね、働きの大きなモチベーションにしている。そうしてあげられるという思いが、いわゆる職人さんの矜持になる。

大工さんの金槌音を聞いていると、そう思えてくる。ありがたいことだなぁと思う。

*
午後5時20分の気温-2度、晴


スポンサーサイト



  1. 2012/02/11(土) 17:21:20|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:3

職人たちの矜持


9日の夜に電話が入る。
「大工さんからで、はりしやさん明日来ると......」妻が告げる。
「......ん? 何、誰が来るって」
「はりしやさん、クロス張りに明日来るって、大工さんからだった」妻が繰り返す。

はじめの妻の言い方が分からなかったが、クロス張りと聞いて(そうか)と思った。
クロス職人さんを妻は、はじめ「はりしやさん」と言った。うう、そうか、たしかに張り師ともいうのを聞いたことがある。
妻は、クロスというより、張り師屋の方が言い易すかったのだろう。妻には、クロスよりも襖や障子の張替えの方によりたしかなイメージがあったのだろう。

大工さん、左官さん、設備屋、トタン屋、畳屋、建具屋、張り師、表具師 と、職人さんたちを呼ぶ名がさまざまである。
次は、コメントでお馴染みの nakamuraさん「土のうた」のコメントから

> 地道に体を使う職業が避けられるような世の中はおかしいし

   nakamuraさんの言われる通りですよね(大きな拍手)

   > 土木屋のウデであります
   プロの職人さんの矜持 分かりますです。それがあるから美しい!
                      Posted by こんの at 2012年02月09日

nakamuraさんご自身を「土木屋」と書いておられる。
さて、次はやはりいつもコメントしてくださる「ゆきさん」のそれである。

   小さい頃に実家の建て替えを大工さんがやっていたのを思い出しました。
   祖母と一緒にお茶出しの手伝いをして楽しかったです。

   会社の傍で新築の家を建てているお宅がありますが、遠くの方なのかお茶を出している様子もないようです。
   埼玉県の工務店で『ボクの家、大工さんがつくるんだ。』っていうキャッチフレーズの看板があるんです。
   なんかいいなぁって思います♪
   いづれ『職人』という言葉もなくなりつつあるかと思うと寂しいですね。
                          2012/02/09(木) ゆ き
それへのレスポンス
   職 人
   ゆきさん 職人という言葉、ご当人たちにはどう響くのでしょうねぇ
   職人の矜持 とよく言われますし、好きな言葉です
   やはり減ってくのでしょうか、寂しい気がしますです
   コメントありがとうございます
                          2012/02/10(金) こんの

10日、妻がいうところの「はりしさん」が来、茶を飲みながら、仕事をはじめる前の打ち合わせ。
打ち合わせ一段落した際にたずねる。
「名刺の肩書き、何なのですか?」
「はい、内装としております。昔はクロスとか張り師とも言いました。師匠が表具師をしておりまして、弟子になった頃クロスの仕事を教わりました。内装は、床やカーテンなども取り扱います」

「職人と呼ばれることに違和感はないです」内装屋さん(クロス張り職人)は、そう言って笑う。
師匠から受け継いだ技術、さらに自身で磨いた技に誇りをもっているのだろう、笑顔がきれいだ。
「ゆきさん」が言われるように、職人という言葉は百姓と同じような運命なのだろうか......?
百姓という言葉に、私自身は違和感がないし、むしろ親しみさえ覚えるのである。

*
今朝の気温-5度、雲多いが青空も


  1. 2012/02/11(土) 06:36:01|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2