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ベランダ分け合い



       子を抱く生き物同士目が合ひぬ動物園のサルと私と       和泉市・星田美紀
具体的な言葉がでてこないけれど... うん、星田さんの感じられたそれが分かるような気がするなぁ

       われの名に辿り着くまで姪や孫 猫の名も出る小春日和の母    町田市・古賀公子
うう よく分かる温かくいい歌だなぁ  

       特養のベッドに越して来し人の小さき荷物にお位牌のあり    所沢市・北見 齢
特別養護老人ホーム(特老)は、老健施設(中間施設)と違い終の棲家となるので、こういう光景はふつうに見られるのだが... はじめて目にした北見さんは、特別の感慨だったろう。

       染めるのを辞めただけです有り難う肩たたかれて席ゆずられる  横浜市・宮本真基子
他人に老いを認められることの戸惑いと可笑しさが同居して... 宮本さん、分かるなぁ

       山小屋に米と味噌とを負い行けば枝打ちの音歇み父の声降る   渋川市・蓼科麟太郎
歇み(やみ)
山小屋に泊まって造林の枝打ちをやっている父親に食料を運ぶ息子。親子の会話、こころの交流がイメージされる。

       干し柿と洗濯物はベランダの竿分け合いて夕映えのなか     三次市・錦 武志
うふふ 誰にでもよく分かる情景だろう

       自然薯の蔓に目印ありにけり      岡谷市・岩田正恭
       マスクしてマスクの母子診てをりぬ   宇佐市・熊埜御堂義昭
       猪の親の足跡子の足跡         静岡県・加藤アキ子

葉っぱが、落ちてしまうと自然薯の在り場所が分からなくなってしまう。目印をつけておこうと毎年思うのだけれど、今年もとうとう果たさなかったなぁ
他人さまが着けた目印だから、まさか当人以外は掘り起こすことなどないだろうなぁ

                短歌・俳句は、朝日歌壇・俳壇(30日付)より

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今朝の気温4度、曇 やがて晴れるのかなぁ



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  1. 2009/12/01(火) 06:40:13|
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