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初冬風景 2

今日も初冬風景

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また歌

       一丁目は赤い手袋二十人防災訓練耐震車来る       八王子市・田中四郎
自主防災会が町内にでき、赤い手袋をして訓練に参加した。色によってどこの町内かが分かる。
「天童の家」のある町内会の法被(祭や防災用の)は緑。レクリエーション大会などで使う旗や鉢巻きも緑。グリーンが当町内のマークカラー。
ん? そう、そういう色を詠んだ歌ではないのは承知している。でも、色やユニホームが連帯感や所属意識を強めることってあるなぁ

       なにしても駄目な日なり夜ふけて南の机を北に向き換う   西条市・亀井克礼
ふふ、亀井さんの気持ち(分かるなぁ) そういう時って、誰にでもあるのかもしれない。北向きにしたって好転するとは思っていなくても、ね っふふ、やってみたくなる。

       幼子がぼくのパパはロボットとう義足義腕の帰還兵なり  アメリカ・中條喜美子
幸いと言ってよいのかどうか... 日本にはこういう言い方をする子どもはいない。
ベトナム・イラク・アフガンなどへ出兵したアメリカには、こういう辛い現実があるのを今更のように思い知らされる。強烈な反戦歌だなぁ

       金木犀が香れる秋の日曜日 名物駅弁を家族で食べたり    静岡県・湊 治美
駅弁は、なにも電車に乗った時にだけ食べるとは限らない、ということを気づかせてもらった歌で、(う~ん、家族とそういう食べ方がなぁ)と感心した。
物事をなにかにとらわれて考えてることってけっこうある。もっとフレキシブルな思考が暮らしを豊かにするのかもしれないなぁ

       ジムの窓マシンで走る人が見ゆ夜に入りてもまだ走りおり  浜松市・松井 恵
不思議なというか、面白い歌だなぁ いろいろなことが想像される。
走ってる姿といえば、通常は背景がぐんぐん移り変わってく。だがジムでのそれは、マウスなどが飼育箱でくるくる回るあの走りを連想する。
ふふ、ジムで走っているのは同一人物だろうか...

       栗むいて口に放り込む妻在りて四十回目の結婚記念日   四街道市・前田 治
はじめ、栗を口に放り込むのは、妻自身と読んで笑った。ところが、高野選者は『第一首、妻を介護する歌だが深刻でなく、あっけらんかんとしているのがいい。注に「栗は妻の大好物」とある。』
それを読んで(う~ん)と頷き、感動がじわりとわいてきた。
ふ~む、自分たち夫婦も来年は四十回目の結婚記念日。

       ほとほととまた栗の実を落とす風少年兵の兄かも知れぬ   山形県・清野弘也
清野さんのお兄さんは、戦死したのだなぁ 死者と生者、生きている者はなにかことあるにつけ死者を思い出す。思い出すことが供養とも聞いた。
こころがしーんとなる。

       雲がゆき風がゆきます吾亦紅ふっとだれかの名まえを呼んだ 夕張市・美原凍子
美原さん フアンだからというだけでなく、ファンタジーをかんじる。誰の、何という名なのだろう...

       尋ぬればしどろもどろに茸売り      熊谷市・内野 修
       新しき絵本の如く白鳥来         岩沼市・佐藤久子
       鬼平の旨さうに食ふ芋料理        延岡市・矢野美千代
       ラフランス話しかけくる夜長かな     横浜市・谷川無風
       栗拾ふ栗虫欲しき人と来て        佐賀市・眞島きよ子
                   短歌・俳句は、朝日歌壇・俳壇(11月5日付け)より

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今日は、はじめて一発でアップできた
ブログをようやくマスターできたようだ
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  1. 2007/12/07(金) 07:27:25|
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